紫陽花~7色のヤンキー達~
~♪
『んっ…』
なんだよぉ…
まだ眠いのにぃ…
そう思いながら大音量で鳴り響く自分のケータイを手探りで探し当てディスプレイを見ればそこには滅多に電話してこない゙莢斗゙の名前が浮かび上がっていた
『もしもぉし…』
「茉夜今何時かわかるか?」
時計ぐらいよめないの!?とか思いつつベッドサイドのデジタル時計に目をやると
11:34
の文字
『11時34分だけど…』
「お前なぁ11時34分だけど…っじゃねぇよ!!」
といつの間に代わったのか泰芽の声が聞こえてきた
『だって莢斗が何時かわかるかって聞いてくるからぁ。』
「そうゆうことじゃねぇよ!!さっさと着替えてロビー降りてこいアホッ!!」
と言い捨てて泰芽は電話を切った
寝起き早々大声出されても頭回んないよ
取り敢えず着替えて早く行かないとまた泰芽の雷落ちるよな…