紫陽花~7色のヤンキー達~
『ねぇ…あんた達といたらあたしは安全なの?』
あたしがそんな質問をすると紫陽花の奴等は声を揃えてこういった
"安全だ"
そっか
安全なのか
まあこれだけ人数居るし暇はしないっしょ
『わかった。守られてみる事にする。じゃあ自己紹介してよ。どうせあんた等あたしの事は調べてるだろうけどあたし莢斗と燈頼以外名前きいてない。』
「茉夜ちゃんて」
「僕たちの事ホントにしらないんだね!!」
赤い頭とオレンジ頭が双子のようにそう言った
「僕は冴縞比奈汰(サエジマヒナタ)双子の兄です。1年生だよ!!」
とオレンジ頭が
「僕は冴縞汰叶(サエジマタイヨウ)双子の弟だよ。1年生だよ!!」
と赤い頭が
「「僕達二卵性なんだ!!」」
だからか…双子みたいに喋るなと思ってたけど
『比奈汰と汰叶ね。よろしく。』
「次は俺っ!!」
と言ってあたしのところへ来たのは金色頭の奴