紫陽花~7色のヤンキー達~
『ねぇ皆。ちょっと行きたいとこがあるからそっち行ってもいい?』
皆から了解の返事を得てあたしは行き先を運転手にだけ告げる
「えっでも…」
『大丈夫。向かって。』
約1時間
車が到着したのは焔の倉庫
運転手には学園に帰るように言ってあたしを含めた8人で車を降りる
倉庫の扉をいつものように開けると中にいた奴等は事情を聞いたのか言葉を発しずただ部屋に向かうあたし達を見つめる
7人を部屋へと招く
「おい茉夜。ここはなんなんだよ?」
と少しキレ気味に言うのは泰芽
『今は言えない。お願いだから少し待ってて。』
と言ってあたしは部屋を出る
今からあたしは闇夜の焔十代目総長"緋眼の死神"になる
そのために別の部屋にいく
数分後
準備の終わったあたしは想多達が待っている部屋に入る
『出来たぞ。』
「よし総長の準備も出来た事だし行くか!!」
大千の言葉と共にあたし達はその部屋を出て7人が待つ部屋へ