紫陽花~7色のヤンキー達~




「は…?」


と翡翠



『だーかーらー焔とくっつかないかって言ってんの!!』



「茉夜ー俺眠い。」


と空気を読めない(読まない)希里は目を擦りながらあたしにそう言う


相変わらずだなとか思いながら放心状態の7人を見つめる



『どうする?まあ紫陽花に拒否権なんかないけどね。あたしがそうさせ「拒否るわけねぇだろっ!!」


「泰芽のいう通りだ。俺達はお前がいてくれるならそれでいい。」


「うちの総長はどこ行っても人気者だねぇ~」



といつもの口調で怜音は言う



伊達にオジョーサマやってないからね


本当に欲しいものはどんな手使っても手に入れるし




『んじゃあさ総長誰にする?』



とあたしが奴等に問いかけると一斉にはぁっ!?と言う声が返ってきた



『いややっぱさぁ人数多くなるわけだし…決めといた方が良くない?ここは一つタイマンとか?』



(お前に勝てるわけねぇだろ…)茉夜以外の心の声



「そうゆうとこ相変わらずだな。」


と想多が言う



「総長はお前でいいよ。」



と莢斗



『えっ?あたし?いいの?勝負とかしないの?』



(全力で遠慮する…)茉夜以外の心の声



< 163 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop