紫陽花~7色のヤンキー達~
「は…?」
と翡翠
『だーかーらー焔とくっつかないかって言ってんの!!』
「茉夜ー俺眠い。」
と空気を読めない(読まない)希里は目を擦りながらあたしにそう言う
相変わらずだなとか思いながら放心状態の7人を見つめる
『どうする?まあ紫陽花に拒否権なんかないけどね。あたしがそうさせ「拒否るわけねぇだろっ!!」
「泰芽のいう通りだ。俺達はお前がいてくれるならそれでいい。」
「うちの総長はどこ行っても人気者だねぇ~」
といつもの口調で怜音は言う
伊達にオジョーサマやってないからね
本当に欲しいものはどんな手使っても手に入れるし
『んじゃあさ総長誰にする?』
とあたしが奴等に問いかけると一斉にはぁっ!?と言う声が返ってきた
『いややっぱさぁ人数多くなるわけだし…決めといた方が良くない?ここは一つタイマンとか?』
(お前に勝てるわけねぇだろ…)茉夜以外の心の声
「そうゆうとこ相変わらずだな。」
と想多が言う
「総長はお前でいいよ。」
と莢斗
『えっ?あたし?いいの?勝負とかしないの?』
(全力で遠慮する…)茉夜以外の心の声