紫陽花~7色のヤンキー達~



何でもいいって言われると困るんだよな


じゃああれでいっか



あたしが弾いたのはお母さんが作った曲


お母さんは絶対音感を持っていて沢山の曲を作っていた


その中でも特にあたしが好きな曲がお母さんがあたしが産まれた時に作った曲


嬉しいことにあたしも絶対音感を持っていたみたいでいつの間にか弾けるようになっていた




『どう?』


弾きおわり翔護の方をみると翔護はぼーっとしていた


『翔護?』


「へっ?ああごめん。すごい綺麗な曲だったから聞き惚れちゃったよ。」


『本当に!?ありがとう!!』


あたしが笑顔でそう言うと翔護は少し顔を赤くした


『?』


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