学園恋愛事情

「講介ー!!ご飯だよー!!」



母の声にピクリと反応する。

失恋して胸がいたいのに…腹は減る。
しっかりご飯を3回もお代わりするほどガッツいた。



このまま何もせずに、仲のいい幼馴染のまま、歌音と他の奴の恋を黙って見続ける事なんて出来ない。

俺の気持ちを伝える。



講介は、そう決意して布団にもぐった。







その頃歌音は日記をつけていた。
日記に『告白された』と書いて照れている。



「恥ずかしぃ~。」



あぁ、明日から楽しみ!
先輩はどんな曲が好きなんだろう…。


歌音は、明日の先輩とのピアノレッスンを楽しみにしていた。







< 31 / 91 >

この作品をシェア

pagetop