忘れないよ、


春希くんは、あたしの隣の隣のクラスの
格好良くてスポーツ万能の男の子。


はじめに近付いたのはあたしだった。


何故なら、名前が君と同じだったから。
漢字こそ違うけど、読みは全く同じ。
そして、すごくイケメンだったから。
あたし、やっぱり面食いなんだよね(笑)。


春希くんなら、君を忘れさせてくれる。
そう思えたんだよね。

だからあたしは春希くんに近付いて、
どんどん仲良くなっていって、
メアド教え合いっこして。

なんかもう本当にハタから見れば
カレカノ同然だったと思う。

その位ラブラブになった。


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