lovesugar




―――――レンside――





こいつらウゼェ…



さっきから甘ったるい声で話しかけて来て…




『彼女いないんでしょぉ?』






はぁ?
いるに決まってんじゃん。


けど……………



そんな事言ったら…
こいつらに葵が何かされたら…





だから俺は




『別に。関係ないだろ』



そう言ったんだ。




そんな事と思ってたけど、葵はその一言に傷ついてたんだな…








ガタッ




葵は教室から飛び出していた。



俺は後を追った





『グスッ…レンのバカー』



目を真っ赤にしてそう言う葵に少しだけ意地悪したくなったんだ。



『誰がバカだって?』



ビックリした葵は
俺が"彼女いる"って言わなかったのを怒ってたみたいだった。




可愛くて



思わず軽いキスをしてしまった






葵は顔を真っ赤にしながら


『レンなら…大丈…夫 』



って。


もう俺は我慢の限界で大人なキスをしたんだ




俺ってバカだな。





葵にはまりまくりだ…



カッコ悪いけど…
好きすぎてどうしようもない







絶対に…手放したくない
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