lovesugar

7.幸せ







『はなして!!来なくたっていいよ!来ないでよっっ!!!!』




『お前さっきの『知らないっ!もーーいい!』





グスッ



『なんで前の彼女だって言ってくれなかったの?』






溜まった涙が流れ出した





『あたしは…レンの口から聞きたかったよグスッ』





『…もう関係ないし、葵に気にさせたくなかった』




『気にしてなんかないよ!』





『してんだろ!今だって…』





『……っ気に…なるよ』




―閉じこめてた気持ちが――






『レンはそうゆうの慣れてて…前の彼女のこととか、女の子に髪触られるのとか…
フツーのことかもしれないけど…

あたしは気になるよ…』





――溢れ出す――








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