窓愛〜キミの笑顔が僕の幸せ〜
僕は俯きながら、薄暗い道を一人で帰っていった。



「ただいま。」



玄関のドアを開けると、目の前には少し不機嫌そうな顔をしている母さんが立っていた。



「こんな遅くまで、どこ行ってたの!!」


母さんは、僕に対して凄く過保護だ。


だから、
家に帰宅する時間が遅くなるといつもこんな風に立っている。


「どこって…学校だけど?」



僕は靴を脱ぎ、リビングに向かった。


「こらっ晃!、まだ話は終わってません。」


僕はソファーに無理矢理座らされ、母さんの説教を受けた。
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