窓愛〜キミの笑顔が僕の幸せ〜
「何かあったら言えよ。晃は本当は学校行くのだって、駄目なんだから。」

言葉には出さないが、優には凄く感謝している。

小学生の頃から…
毎日、毎日…優は僕の心配ばかりしてくれている。

こんな親友をもった僕は、幸せ者だ。

「分かってるよ…」

僕は予鈴が鳴る前に席についた。

僕の後ろの席は必ず優だ。

それは、小学生の頃から全く変わっていない。

クラスも離れたことないし。

100%後ろは席は優。

急に心臓が止まったら、大変だから…らしい。
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