【短】最狂恋愛活劇
5.消して
「由良さん…どこか痛いとこはありませんか?」
優しい声も全部全部あたしを安心させる。
あたしは宗太郎以外考えられないのに…っ。
「宗太郎…キスして…アイツの記憶消してよ」
わがままなのは分かってる。
あたし達は恋人でも何でもない。
「……それはできません」
分かってても辛い。
そんな言葉聞きたくない!
「何で?…ヒック…あたしのこと好きじゃないから…?」
もうここまできたら、これ以上の最悪はないよね?
「そういうわけじゃ…」
「じゃあ何で!?」
悲しみと怒りが混ざり合い、自分でも自分が分からなくなってた。
「……由良さんにまた怖い思いをさせるかもしれない」
優しい声も全部全部あたしを安心させる。
あたしは宗太郎以外考えられないのに…っ。
「宗太郎…キスして…アイツの記憶消してよ」
わがままなのは分かってる。
あたし達は恋人でも何でもない。
「……それはできません」
分かってても辛い。
そんな言葉聞きたくない!
「何で?…ヒック…あたしのこと好きじゃないから…?」
もうここまできたら、これ以上の最悪はないよね?
「そういうわけじゃ…」
「じゃあ何で!?」
悲しみと怒りが混ざり合い、自分でも自分が分からなくなってた。
「……由良さんにまた怖い思いをさせるかもしれない」