責任取ってよねっ!

テレビを見ながらゆっくりしていたら、


ルルルー♪

ケータイが鳴った。
ケータイのディスプレイには『鏡音 時雨』と表示されていた。


中学が同じで、バスケ仲間だった。それなりに仲もよかった。

「はい。」


「さっき、可愛い子を、助けちゃった?」

「は?」

「だから、人助けしちゃった?」


もしかして、湊のことかな?
って、可愛い子で湊を連想する俺もおかしいとはおもう。


「したけど…どうしていきなり…?」


「わかった!まってて!!」


プープー


いきなり切りやがった。

ここで待ってろと言われましても…
一体何があったんだ?


ピーンポーン!

「はい、」

「雅大!この子が用事あるって!!」


まさかの、湊!!

「さっきは、助けてくれてありがとう…」

「あ…いや、別に…」


「あの…色々迷惑かけちゃうかもしれないけどこれからも…よろしくね?//」


クラッ/

なに、このなんだか抱き締めたくなるような感じ…
なんだか、いつもの自分が保てなくなるというか…


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