責任取ってよねっ!

やっと時雨から解放されて、俺はヘトヘトになりながら再度学校を目指した。


寮から、少しだけ離れてるんだよな。くっいてくれるとありがたい。

などと、無理なことを願いながら歩いていると…

目の前に湊がいた。


「あれっ?どこだっけ?」

回りをキョロキョロ見渡している、なにやら、挙動新な動きをしているぞ?


「どうしたの?」



「わっ!!」


凄いおどろいたのか、なかなか大きな声でこっちを振り返った。
その驚きぶりにこっちが驚いた…


「べっ…べべべつになんでもないんだからなっ!」


いやいや、何でもありそうだよ?

でも、何でもないっていってるし大丈夫だろう
そろそろ時間もやばくなってきたから、先に、進むか。

「そう?じゃあ、俺は先に、行くぞ。」


俺は、進むべき方向へと身体の向きを変えた。

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