責任取ってよねっ!
大好きな奏咲南バスケ部
*なのはside*
迷っちゃった…
回りは、男の子ばっかりで話しかけずらい。
どうしよう、遅刻しちゃう。
「どうしたの?」
って雅大がいきなり声をかけてくれた。
「わっ!」
いきなりでびっくりしたけど、私は嬉しかった。
困ってるときに気付いてくれる、その優しさが私はたまらなくうれしかった。
「べっ…べべべつになんでもないんだからなっ!」
なんでもなくなんかない。助けてほしいよ。でもなんで素直になれないの?
思ってることと違うことをいっちゃうの?
そう。
って言って雅大は、先に行こうとした。
私は、とっさに手を掴んでいた。
それから、雅大は優しく私の手を掴んで一緒に学校へ行ってくれた。
「もう、迷うなよ。」
って一言だけ会話をして、雅大は、手をはなして教室へいった。
私もあとから行った。