責任取ってよねっ!
カァァァァ…
身体全身に高熱が出たみたい。
まさかはじめてのキスが一ノ瀬…
キスってこんな感じなんだぁ。なんだか頭のなかがふわふわした感覚だなぁ。
「なの?大丈夫?」
「う…ん…なんだか初めてで、いきなりだったし緊張しちゃった…」
一ノ瀬は、クスッと笑って私の頭をワシャワシャと撫でた。
こんなことも今までされたことがないから緊張してしまう。
キーンコーンカーンコーン
「もう、下校時刻だね。」
そういって一ノ瀬は、立ち上がり帰りの準備を始めた。
いつの間に図書室にはいってきたのか分からないけど、なんだか昔の優しいあきらくんに戻ってくれた気がしたなぁ。
ちょっと嬉しかったり…
私も準備を終わらせ図書室を出ようとした。
「なの!一緒に帰ろう!」
一ノ瀬は、ニコッとしてまぶしい笑顔を私に向けた。