責任取ってよねっ!

「大丈夫!辛い目になんてあっても私は、へいき。そうやって私を心配してくれる蝶ちゃんが悩んで辛いほうが、私にとって辛いよ。」


蝶ちゃんは、その場から立ち上がり、真剣な顔をして私を見た。

「なのは…よく、聞いてね。……えっと、一ノ瀬っていう転入生とはもう関わらないでほしいの。私、昨日聞いちゃったの。一ノ瀬が次のターゲットは、なのはだって…」

「ターゲット?」

「えっと、彼女と別れるたびに次の彼女候補を決めてその人を落とせるかっていうゲームをしているんだって…」

「で、その次のターゲットは、私だったわけか…」

ゲームね…
ホントにどうかしてるよ。女の子の気持ちをねじ伏せてゲームをして楽しむだなんて…
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