責任取ってよねっ!

一ノ瀬は、バスケがとっても強い。全国クラスの実力を持っている…

そんな一ノ瀬のいるチームが優勝に決まってる。

どうしよう…

「はぁ…」


「コラッ!なのは!これから始まるのにため息なんてしないでよ!?」

蝶ちゃんは、笑いながら私の肩を叩いてきた。
笑いながらも真剣な顔をしていた。
蝶ちゃんは、球技大会で優勝するために必死に練習をしているのを私は、知ってる。
だから私は、全力で優勝出来るように応援することを誓った。


「あ…ごめんね。頑張ってね!」

「頑張ってねって…他人事だなぁ。なのはだって出るかも知れないよ?」

いやいや…出ないよ。
今の私が出ても足手まといになるだけだって皆知ってる。
あと、交代するなら他に運動神経抜群の子達がまだいるからね。
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