責任取ってよねっ!

「おっ…お邪魔します。」
なんだか緊張する。
男の子の部屋に入るのなんて何年ぶりだろう…
しかも、二人きり。


どうしたらいいのかわかんないよ…

「座りなよ。そこ。」

一つのクッションを指差して言った。

「うん。あり…がとう。…?」

クッションに向かってベットを見たら、なんだか知ってる形に知ってる柄のシーツ…

そうだ、私は球技大会前に、倒れてこのベットで寝たんだ。
やっぱり一ノ瀬だったんだ。

「どうしたの?そんなにベットをガン見して…押し倒されたいの?」

「!?…ちがうっ!」


ドンッ…

「遅いよ。」

私は、拒否すると同時にベットに押し倒された。

手首を押さえつけられて身動きが取れにくい…

「止めてよ…」

私は、一生懸命抵抗を続けたけど、やっぱり男の子の力には勝てずに、一ノ瀬から逃れられない。
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