責任取ってよねっ!
「お前はもう、俺のもんなんだ。」
「一ノ瀬の『物』になった覚えはない。」
暴れて苦しむ私を見て笑ってる一ノ瀬が私には悪魔にしか見えない。
「拒否権はないから。」
意味わかんないし、私だって人間だし、意見を言う権利だってあるはず。
「いやっ…!やめて!」
ちゅっ…
「やぁ…ぃゃあ…めて…」
一ノ瀬は今までに体験したことのないようなキスをしてきた。
私は、初めてだったので息の吸い方や、扱いが全然わかんない。
とにかく苦しくて…
ホントに好きにってない人とこんな恥ずかしい行為ゆして嫌な気持ちが重なって…
目から生暖かい液体がポロポロと流れてきた。
とにかく、嫌だった。
涙を見た瞬間、一ノ瀬の表情が変わった。