責任取ってよねっ!
『なの!もっと膝を柔らかくして、バネを使ってシュートするんだよ!』
『うん!わかった。こう?』
シュッ
『そうそう!さすが。俺の言ったことを出来ててスゲェな!』
『そう?教えられるあきらくんの方がすごいと思うよ!なのはは、あきらくんが教えてくれるバスケ、大好きだよ!』
『おっ…俺だって、なのがやるバスケす…すっすきだぜ。』
『ありがと♪』
『なのちゃん!あきら!おまたせ!』
『まさひろくん、遅い―。もう時間ないよ!?』
『そろそろ帰ろうか。』
――…
ガチャ
!!
私ったら誰か来てたのに寝てた…誰だろう?
一番奥の席に座ってるから顔が見えない…
まぁ、静かに本を読んでるしいっか。