ストロベリー☆ショートケーキ
恵子さんと並んで私は一緒に歩き出した。


「高坂ちゃん、あんな所で立ち止まっててどうしたの?」

不思議そうに聞く恵子さんに、私は恥ずかしくなり俯く。

「もしかして、看板に見とれてたとか?」

恵子さんは看板を振り返る。


「へぇ、Kei(ケイ)ね。高坂ちゃん、ああいうのが好みなの?」

と楽しそうに聞いてくる。

「え!・・ち、違いますよっ。」

恥ずかしくなって、ますます顔を上げることが出来ない。

何だか、熱くなってきた。

きっと真っ赤になってるかも。恥ずかしい・・・。



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