チョコから始まる甘い恋


ーー…ガタンッーー…



一瞬何が起きたのかわからなかったー…。


気づいたとき、私の唇は目の前の男に塞がれていた。



「ん…んんっ…」



息苦しくなって胸板をドンッと叩いたけど、びくともしない。



「やめっ…ーんっー…はぁっ…」



今度は唇の割れ目からその男の舌が入ってきた。



「そんな声だしてもいいの?聞こえちゃうよ?」



ムカッ(`へ´)
だっ、誰のせいでこ~なったんだと思ってんのよ!!


私は上目遣いでその男を睨んだ。
< 39 / 86 >

この作品をシェア

pagetop