チョコから始まる甘い恋
ーー…ガタンッーー…
一瞬何が起きたのかわからなかったー…。
気づいたとき、私の唇は目の前の男に塞がれていた。
「ん…んんっ…」
息苦しくなって胸板をドンッと叩いたけど、びくともしない。
「やめっ…ーんっー…はぁっ…」
今度は唇の割れ目からその男の舌が入ってきた。
「そんな声だしてもいいの?聞こえちゃうよ?」
ムカッ(`へ´)
だっ、誰のせいでこ~なったんだと思ってんのよ!!
私は上目遣いでその男を睨んだ。