チョコから始まる甘い恋


「ぉり…佳織っ」



「んー…あすか…?ってなんで家ー…?昨日確か…」



「バカッ!佳織、昨日來ん家で倒れてたんだよ?」

明日香は半泣き状態で私を揺すった。


「心配かけてごめんね…ー。」



「何言ってんのよ……ーでも佳織、なんであんなとこにいたの?」



は?あんなとこーー…?


「覚えてないの?來ん家の大ホールの横にちょっとした倉庫みたいなのがあんのよ。で、佳織は何故かその倉庫の中で倒れてたの。で、雅兄がここまで運んできてくれたってわけ。」



「あーー…そういえば…あの時、無理矢理キスされて、なんか色々考え込んでて……」


ん?てか私、何言ってんだ?


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