チョコから始まる甘い恋
「それ、俺んちだから。」




は?ってえぇぇ!?


「プッ(笑)驚きすぎだから」



そりゃ驚くでしょ…ιιだってあの有名な石橋財閥の息子が目の前にいるんだから…



「じゃあ、明日から俺の奴隷…まぁいわゆるパシリってことで宜しくな(黒笑)」



ゾクッ





それだけ言うと基樹はさっさと教室のドアの鍵を開けてどっかに行ってしまった。



その後、私が教室に戻るとクラス全員からブーイングがかかったのは言うまでもない(苦笑)



ハハハ…どうやら私はとんでもない人に捕まっちゃったみたいデス…ιι



ーーーでもこの時、佳織に更なる恐怖が押し寄せてくることをまだ誰も知るはずがなかったーーー…。



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