チョコから始まる甘い恋
「…佳織…一限サボるよ!」
「は!?なんで?」
私は反抗しようとしたが明日香がそれを阻止し、強引に私の腕を掴んで屋上に連れていかれた。
――――――…
―――――…
――――…
屋上に着いた途端、明日香は私の目の前に一枚の紙切れを出してきた。
「これ…どういうことか説明してくれるよね?か・お・りチャン?」
私はその紙を見て驚いた。だって朝げた箱に入っていた紙と同じことが書かれていたのだから――…
「…な…なんでっ!?」
「…あのねぇ~…なんでってのはこっちが逆に聞きたいんだけど?(笑)」
明日香は笑ってるけど目が笑っていない…こういう時の明日香はマジで怖い。
……でも私にだってわかないことだってある。現にこの紙切れだ。