チョコから始まる甘い恋
「なっ//バカってなによぉ！」


「だってバカにバカ……」



「……？どうしたの明日香？」



私は突然話を止めた明日香を疑問に思い、首を傾げた。



と、同時に屋上のドアが勢いよく開いた。

何故かそこには昨日私に手紙をくれた先輩方がニタニタ笑いをしてたっていた。


そして、その先輩方の中の１人が一歩前にでてきた。



「クスッ…ここまでバカな子初めて見たわっ…隣にいる近藤さんなら私が何言ってるかわかると思うけど？」



先輩は相変わらずニタニタ笑いをしてそんなことを言っていた。



私はますますわけがわからなくなって明日香の方を向いた。


「……もしかして今朝げた箱に入っていたこの紙も先輩たちの仕業ですか？」



「紙？何のことかしら？」


「これのことですよ…」


そう言って明日香は先輩たちに今朝私たちのげた箱に入っていた小さな四つ折りの紙を見せた。


< 84 / 86 >
表紙・目次

この作品をシェア

pagetop