夏休みのTシャツ
やっと開会式が終わって観覧席に戻った。
すぐにあたし達の試合の案内放送。
ヤバい。
また緊張してきた。
あっ!!
先輩に『頑張って下さい。』って言おうと思ってたのに。
いないよぉ。
キョロキョロしてると強く右手を掴まれた。
ビックリして振り返ると……
えっ?!
また恭ちゃん?!
さっきみたいに恭ちゃんの左手が離さない。
「優希!!もう試合始まるだろっ。何やってるんだよ。行くぞ!」
恭ちゃんはもう準備万端でいた。
「う、うん。今行くから。手、離して?」
「あぁ、ごめん。」
お互いにさっと手を引く。
恭ちゃんは少し離れたところで立って『あたしを待ってる』って。
もぉ、止めてよ。試合の前なのに。
しかも、先輩のこと見つけられなかったし。
先輩、どこにいっちゃったの?
すぐにあたし達の試合の案内放送。
ヤバい。
また緊張してきた。
あっ!!
先輩に『頑張って下さい。』って言おうと思ってたのに。
いないよぉ。
キョロキョロしてると強く右手を掴まれた。
ビックリして振り返ると……
えっ?!
また恭ちゃん?!
さっきみたいに恭ちゃんの左手が離さない。
「優希!!もう試合始まるだろっ。何やってるんだよ。行くぞ!」
恭ちゃんはもう準備万端でいた。
「う、うん。今行くから。手、離して?」
「あぁ、ごめん。」
お互いにさっと手を引く。
恭ちゃんは少し離れたところで立って『あたしを待ってる』って。
もぉ、止めてよ。試合の前なのに。
しかも、先輩のこと見つけられなかったし。
先輩、どこにいっちゃったの?