服従の宴―契約―


 学校の門に一台のブラックジャガーが入ってきた。


 左側の運転席で優雅にハンドルを握る男は、サングラスをかけた横顔で、顕斗には目もくれず過ぎていく。



 ホストみたいな教師。通勤が生徒の通学時間と同じ。



 俺のほうが優位だ。アイツの弱みを握ってる。



 それなのに……と顕斗は暗い気分になった。



 それなのに、どうして俺はアイツには勝てないと思ってしまうんだろう。






< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

およしなさいよ、うさぎさん。

総文字数/46,388

恋愛(純愛)16ページ

表紙を見る
溺愛トレード

総文字数/50,028

恋愛(ラブコメ)106ページ

表紙を見る
飼い犬に手を噛まれまして

総文字数/197,616

恋愛(オフィスラブ)488ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop