Mirror World
鋭く尖った角は紋章の印
「おやおや、どうして次期国王がこんな所で暇を潰しているのでしょうか?」
すらっとした背。
きりっとした男性が現れた。
嫌みっぽく言い放つ言葉。
無性にムカつく。
案内人の腕をあっさり離し、突き飛ばした。
どうやら胸についている、橙色のダイヤの紋章からトランプ兵だと判る。
案内人によるとダイヤ軍の長だと。
特徴はこの人に対してトゲのある嫌み口調。
僕は好きになれないな。
「ダイヤ、上下関係って言葉、知ってんのかよ?」
「えぇ。けど、貴方は私より下の立場。そうでしょ?」
案内人の背後は憎しみのオーラが放たれていた。
次期国王に言っていいのかよ‥
「‥ダイヤ、ルスデルに数千万円の補助金を」
「キング様。お父様にでも聞きませんと‥ね?」
案内人は歯をギリっと音を立てて返事をしなかった。
すらっとした背。
きりっとした男性が現れた。
嫌みっぽく言い放つ言葉。
無性にムカつく。
案内人の腕をあっさり離し、突き飛ばした。
どうやら胸についている、橙色のダイヤの紋章からトランプ兵だと判る。
案内人によるとダイヤ軍の長だと。
特徴はこの人に対してトゲのある嫌み口調。
僕は好きになれないな。
「ダイヤ、上下関係って言葉、知ってんのかよ?」
「えぇ。けど、貴方は私より下の立場。そうでしょ?」
案内人の背後は憎しみのオーラが放たれていた。
次期国王に言っていいのかよ‥
「‥ダイヤ、ルスデルに数千万円の補助金を」
「キング様。お父様にでも聞きませんと‥ね?」
案内人は歯をギリっと音を立てて返事をしなかった。