Mirror World
舞い散る華びら、待つのは絶望のみ
ハートの騎士は言い切った。
僕の名前を。
静まる空気。
先に口を開いたのはハートの騎士だった。

「伏せて」

ただ一言を。
ハートの騎士からの忠告を受けた直後、無数の光のような雨が降り注いできた。
僕を庇うハートの騎士。
一体、なんなんだ!?

「ちょーウケるんだけど~。あれでも人間かよ?」
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