Mirror World
しかし、

「やれやれ、お子様のお遊びは終わりですよ」

「だっ誰だ、てめえ!?」

「私はトランプ兵の長、ダイヤの騎士ですよ」

青年の腕を強く握ったダイヤの騎士が現れた。
下ではダイヤ軍、ハート軍が青年に銃や矢を向けていた。

「久しぶり、何時間ぶりかな?人間くん」

「クローバーの騎士!?」

僕の真上にはクローバーの騎士が宙に浮いていた。
ハートの騎士がホッと安心をした。

「安心するのは早いんじゃん?俺、イギフラ」

「人間くん!!」

しかし、青年は三人の騎士を遮って、僕の顔の近くまで来た。
クローバーの騎士が素早く攻撃を仕掛ける。
こいつ‥イギフラって・・
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