鬼遊び
「義仁さん!この誘歌って・・・とっても怖いです!」
「確かに・・・グロいっつーか、エグイっつーか・・・」
「義仁・・・この本見ろよ」
「うわ・・・えげつねぇ。迫害ってきついよな」
「この人可哀相・・・。」
「鞠那ちゃん!」
俺達4人は調べ物をするべく図書館に来ていた
幼なじみの渡辺蓮司
クラスのマドンナの山中鞠那ちゃん
なぜか俺に懐いてる高橋由紀
そして俺、内田義仁
「鬼さん・・・こちら?」
由紀が突然呟いた。
「由紀ちゃんそれって誘歌?」
「はい。ほら、鞠那ちゃんも聞こえませんか?」
何を言い出すんだ由紀は
「綺麗な声なんですが・・・なんだか・・・眠く・・・」
そう言った由紀は急に寝てしまった
それに続いて蓮司と鞠那ちゃんも歌が聞こえると言った後に眠ってしまった
その直後俺にも綺麗な歌声が聞こえた
鬼さんこちら
手のなる方へ
「鬼・・・?」
俺はそこで意識を手放してしまった。