小さな恋


     「なんか落ち着く」




       なんだか自分の家みたいとのんきに思っていた




       「花桜梨!?花桜梨!花桜梨!!か・お・り・ちゃ・ん?」





       「え?わぁー」




      びっくりするぐらい優香理の顔が近かった





       「ほら、早く話して?」




     「分かった」




   怖い・・・これを話したら優香理はどんな顔をするんだろう?




    そして私は静かにしゃべりだした




  「あのね、悠馬と付き合ってから・・・」






     「3週間たってから悠馬が突然怖くなったの」





   「うん」




  優香理は時々相槌をしてくれただから私は安心して話せたんだ。





    「3週間たってから殴られるようになったの」





    「そっか」





        「今でもすごく後悔してるあの時悠馬と付き合わない方がよかった
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