Prisoner of Love



「1人でいるなって言ったのに」




ため息混じりに、真奈は言う。


ついさっき、全員に注意を促したばかりだった。




「真奈姉、入るよー」




そう言ってる間に、優梨が戻って来た。




「何してたの?」




見たところ、携帯以外何も持っていない。


何かを取りに言った訳じゃなさそうだ。




< 101 / 279 >

この作品をシェア

pagetop