Prisoner of Love
真奈は、自分の過去を探すためにお祖母様の寝室などから、自分に関する書類を探していた。
寛子に手伝ったもらいながら、部屋中を粗探ししていた。
だけど、そんな書類は1つも見つからなかった。
「寛子ちゃん、ちょっと休憩しよう。
お茶出すから」
「はーい」
半年前から、ずっと探していた。
だけど、何1つ見つからない。
だんだん自信がなくなってきた。
優梨に言われた時は、家に何らかの情報があると思っていた。