つないだ小指
はっと、眼が覚めると一人ベッドの中だった。
しまった、2度寝してしまった。
今何時?は、八時半?
慌てて身支度を整えて食堂へ行く
皆、朝食をとっていた。
「遅くなってすみませんおはようございます。」
「遅いぞ菜々美。」
「おそおいじょ、ななみ。」
ぷっ、始まった愛菜の生意気まねっこ。
「起こしてよ。」
と、頬を膨らませると。
「良く寝てたから。」と笑われた。
「最後の夜がしっかり眠れてよかった。菜々美ちゃん今日からだな。」
「はい。お世話になりました。」
「会社では、会長室にまめに顔出しなさい。」
「はい。しょっちゅう行っちゃいます。」
「待ってるよ。」
「親父は、ズルイな。」
郁人が不貞腐れた顔してジロッと睨む。
「俺も早く戻りたいよ。」
「仕事で早く成果出すんだな。」
「そしたら、また他に行かせるつもりだろ。」
「、、、いや、ない。
菜々美ちゃんが一緒に行けるようになるまでは
本社に置きたいと思ってるんだ。
あまり離しておくのはいいことは生まれないだろう。」
「親父、、」
「とにかくはやく結果を出せ。話はそれからだ。」
私たちは思ってもない話に顔を見合わせて。
目と口の動きで
(知ってたの?)(知らないよ?)などとやりとりをした。
しまった、2度寝してしまった。
今何時?は、八時半?
慌てて身支度を整えて食堂へ行く
皆、朝食をとっていた。
「遅くなってすみませんおはようございます。」
「遅いぞ菜々美。」
「おそおいじょ、ななみ。」
ぷっ、始まった愛菜の生意気まねっこ。
「起こしてよ。」
と、頬を膨らませると。
「良く寝てたから。」と笑われた。
「最後の夜がしっかり眠れてよかった。菜々美ちゃん今日からだな。」
「はい。お世話になりました。」
「会社では、会長室にまめに顔出しなさい。」
「はい。しょっちゅう行っちゃいます。」
「待ってるよ。」
「親父は、ズルイな。」
郁人が不貞腐れた顔してジロッと睨む。
「俺も早く戻りたいよ。」
「仕事で早く成果出すんだな。」
「そしたら、また他に行かせるつもりだろ。」
「、、、いや、ない。
菜々美ちゃんが一緒に行けるようになるまでは
本社に置きたいと思ってるんだ。
あまり離しておくのはいいことは生まれないだろう。」
「親父、、」
「とにかくはやく結果を出せ。話はそれからだ。」
私たちは思ってもない話に顔を見合わせて。
目と口の動きで
(知ってたの?)(知らないよ?)などとやりとりをした。