つないだ小指

「愛しくてたまらなかったよ。

   弱いとこにつけ込んでキスとかしまくったし。」

「郁人、もう大丈夫だよ。今は、弱くない。」

「うん、わかってる。」

「でも、、、キスしていいから、、、////」

わたし、なにいっちゃてるのかな~舞い上がってる~

顎を持ち上げられて唇が繋がった。しばらく繋がって離れて行った

あわてて回りを見回すと。1~2組のカップルがいたけれど、

私たちのことなど気にならない様子で自分たちの世界に入っていた。



あせってキョロキョロする私に

「俺は見られても気にしないけど。」

「郁人の余裕はどこから来るのよ。」  なんかその温度差がくやしい


携帯に連絡が入った。

はしゃぎ疲れて愛菜が寝てしまったらしい





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