中学生
奈々side
「おはよ〜奈々!」
「絵莉〜っおはよ〜っ」
絵莉に会うのは1ヶ月ぶり…
「奈々、テンション高いね?どーしたの〜?」
「いや〜…絵莉に会えるのが嬉しくて〜(笑)」
「え〜?嘘でしょ〜(笑)」
まあ、嘘ではない…
けど、一番は
…あっ
「お〜っす」
私達の前に3年生男子の集団がいる
そのなかに…
「あっおはよ〜♪」
え!?
「おっおはようございますっ…貴樹先輩…」
話かけてくれるなんて
「そういえば、久しぶりだよね?話すの」
「そう…ですかね…」
やばい…緊張して普通に話せない…(・・;)
「なんか元気ない?体調でも…悪い?」
「えっいやいやっ…全然元気ですよっすみません…」
「なんで謝るんだよ(笑)元気なら、よかった。あ、じゃあここで。また話そうな」
あ、もう着いちゃったんだ…
「奈々、あの先輩と仲良しなんだ?」
あ、絵莉のこと忘れてた…
「うーん…知り合いってくらいだよ」
「そうなんだ?かっこいいね〜」
「伊東!川本!早く入りなさい!」
担任の先生が教室の前で叫んでいる
「やばっ、走ろう」
バタバタバタ
「ギリギリセーフ…」
予鈴がなってみんな席につく