中学生


「そんなことないと思うけどなぁ…」

鏡の中の自分を見ながら、しばらく考えていた


たしかに、前から何回か告白されたりってゆうことはあった

でも
特別スタイルがいいわけでもないし、顔がかわいいってこともないと思う。


なんでかなぁ…
と思いながら、ベッドに寝転んだ

コンコンッ

「奈々〜はいるぞ」

「お兄ちゃん…どうしたの?」

私の2つ上の兄がいきなりはいってきた。

「あ〜…なんかな、山本がメアド知りて〜って…」

…山本?

「山本って…だれ?」

入学したばかりでそんな名前、聞いたことない

「俺のクラスの奴なんだけど。教えてもいいか?」

「う〜ん…まぁ、いいよ」
教えなかったらめんどくさいような気がするし

「なら、教えとくわ」

と言い、でていった


なんの用だろうな…

「あ〜!眠い…もう寝よ」

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