困った彼氏様



オレンジの教室にいるのは、私と彼のみ・・・


2人っきり・・・

つまり、助けを求めても誰もいない・・・




刻々と与えられた時間は過ぎていく。




『・・・・告白なんですか?』


たぶん一生分の勇気を使って一言。



『当たり前デショ。』

帰ってきた答えは以外とすんなり出てくる。


こっちは一生分の勇気使ってんだぞ、と思わず口から漏れそうになるが強靱な理性でガード。



『え・・っと・・・告白って言うのは、もっと甘い感じかと私の中ではそうイメージしてたんですけど・・・。』



うん。


そう、もっともっと甘くて、なんかこう少女漫画的な感じの・・・




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