困った彼氏様
まぁ、彼のこんな態度は今に始まったことではナイので、
何となく空気の流れはわかるんだけど・・・
『ちなみに、私に拒否権は・・・、、』
『ないにきまってるでしょ。』
あぁ、そうですよねー。
なら何で聞いたって感じですけどねぇー。
『ほら、早く返事してよ。僕待たされるのとか、ホントむり。』
あぁ・・・彼の目がこっちを見てます。
顔だけ見れば、極上な彼のお顔が近づいてくる・・・
『いやぁーー・・・あはははは、、待たすとかじゃなくて・・・!!』
まだ、近づいてくる、
『ふーーん・・・待たすとかじゃなくて・・・何?』
えーーと、、
『ほら、私まだ出会って3日目じゃないですか??』
『時間なんて関係ないっていうじゃん?』
にやりと口の端を上げる彼・・・・
『いやぁーーーそうかも知れませんがね・・・。。』
彼の長い指が私の顎を持ち上げる。
自然と彼の目があう。