祐雫の初恋
 

 途中の休憩時間に入り、祐雫だけが席に残る。


 麗華と琳子は、興味津々の様子で、優祐を連れ立って、

慶志朗に案内されて、ティーサロンへと向かった。


 祐雫は、

「ふぅ~~」

と、大きな溜息を吐いて、舞台を見下ろしていた。




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