これが私の旦那サマ!
晃一さんとしたキスの余韻に浸りながら学校へ行ったらなんとか遅刻は免れた。
SH終わりの休み時間に良かった。とホッとしていたら背中にバシッと衝撃が走った。
「百合ーおはよ!」
「みぃちゃん!おはよう~ていうか痛いんだけど!」
「ごめんごめん!」
私の背中を叩いたのは私のクラスメイトで親友の井上美佐子。通称みぃちゃんだった。
「あれ?百合、今日なんか疲れてない~?」
「えっわ、分かる?」
「うん。何かあった?」
流石親友……やっぱりみぃちゃんには隠し事できないや。
「あのね、みぃちゃん…じ、実は昨日…」
私はみぃちゃんだけに晃一さんの事を話す事にした。