瞳の中の想い出
何度死のうとしたか、何度殺せと言ったか、何度泣いたのか



あたし以外知らなかった。



いつでも死ねるようにと、沢山の薬を混ぜ合わせたものを毎日持ち歩いた。



なんどソレが空になったかもわからない。ただソレを飲み死にかけても死ねなかったんだ。



生きていることが地獄だった。死ぬことが天国だった。



あたしは完全に壊れていた。身も心もぼろ雑巾のようになっていた。


こんなあたしなんて、誰も本気で好きにならない。


あんな過去が有る限りあたしの苦しみは消えない、誰からも愛されない。


いっそのこと生まれ直したかった
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