美味しいプライド
「yumiの発言:で?それ、和美は知ってて来てんの?」
「kanaの発言:ううん。大分酔ってたけど、陽君の顔見てまじでびびってたし知らなかったんだと思う。」
じゃあなんでその和美の友達とやらは、そこまで陽平にいやがらせをするんだ。
十中八九陽平となんかあるなそいつも。と思いつつ、由美はあえてその考えはかなえに伝えず、先を即した
「yumiの発言:で?結局その日はどうなったわけ?」
「kanaの発言:ちょっと、かなり長くなるけどいい?」
「yumi:全然いいよ」
由美は長期戦を覚悟して、もう1つブラウザを立ち上げてYAHOOオークションを表示させながら、次の返信は一方的に読まされる感じの長編だろうなぁ、と覚悟した。
< 11 / 23 >

この作品をシェア

pagetop