俺のまわりバカばっか。

「?」

杉並は不思議そうに

俺を見ている。


やべぇ、このままじゃ

拉致があかねぇ。


「分かった。今から

そっち行くからそれでいいだろ」


「待ってるね♪」


俺は電話を切った。

下手に断るよりマシだろ。

何気にあいつ強いらしいし…。


俺、抹殺されるのか?

いや、人間不信になるな…。


「んじゃ、俺、学校戻るわ」

「わかった。バイバイ」

杉並と別れて

俺は学校に戻った。

< 154 / 323 >

この作品をシェア

pagetop