俺のまわりバカばっか。

「んだよ、テクニシャンの

俺に惚れたか?」


鈴木はうねうねと指を

いやらしく動かす。


「はっ。実践で使ってから言えよ」


不良も負けずと指を動かす。


お前ら中学生か。



「てか、お前ら知り合いだったの?」


鈴木が意外と顔が広いことに

なんだか嫉妬する。


「知り合いっつーか

同じ軽音部だし」


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