俺のまわりバカばっか。
「つーか、お前、面白いもん
書いてるらしいな。
今度、俺にも読ませろよ。
心の底から笑ってやる」
鈴木、てめーバカか!
何挑発してんだよ!
「お前…あの短時間で
全部読んだのか!?」
物凄い勢いで胸ぐらを掴まれる。
「いや…ほんの10行くらいです。
俺、ケータイ小説を書くのが趣味で
よく小説を読むので軽く速読ぐらいは…」
って、何自慢してんの俺。
「そのことを誰にも言うなよ」
「はい…」