俺様王子にご注意を

こんな風にしゃべっていると
自然と心がひらいていった。
すると大宮くんが私の
部屋に入ってきて

「母さん。宅配便。なんか
でっけえ荷物。」

「あら、なにかしら。」

そういっておばさんは下に
いった。

「なあ、お前俺のこと
しらねえのか?」

「知ってるよ。ちゃらいもて男
だってみーんな言ってるから。」

「お前生意気だな。」

「よく言われるの。」



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